2023年4月16日 こども未来フェスと藍染めのストール

2023/04/16  蒸し暑くない

お隣の地域の本部町でのイベント

「みらいフェス」に行ってきました。

私がリスペクトしている小学校の先生から

「昨年度担任したクラスの子どもたちと作り上げた平和劇、今回縁あって、『みらいフェス』というイベントで上映してもらえることになりました。しかもテロップなどの編集作業までしてもらえたみたいです。地に足をつけて、沖縄戦、本部町の戦争について学び、子どもたち自身でシナリオも小道具も作って仕上げた大作です。お時間ある方は、ぜひぜひ足をお運びください。」というシェアがあり、行ってきたのです。

伊豆味（いずみ）小学校は本部半島の深い山の中にある小学校です。その学習発表会で「命どぅ宝の心」という平和劇をつくりあげているのです。沖縄戦のテーマは話題にされやすいですが、最近はけっこう難しいテーマになっています。それをプロのカメラマンが心を込めて撮影していたので、スーと物語に入っていけました。

生徒たちが擬似的な戦争体験をすることにより平和を希求する姿に感動して、私は柄にもなく涙が出ました。私の近くにいらっしゃった女性も嗚咽を抑えて泣いていました。

なぜ子どもたちが演ずる平和劇が、ステレオタイプにならずに、こんなに人の心をうつのでしょうか。それは、彼/彼女たちが自分たちの住んでいる地域の沖縄戦を主体的に学び、当事者性の高いメッセージを放つことができたからなのだと思いました。

もとぶ交流センターを囲むマルシェの周囲には若い家族連れがいっぱいでした。若いパパやママたちが子どもたちとともに、隣りにある博物館にも足を運び、子どもとともに「文化」を学んでいる姿に「未来」を感じました。

私はマルシェで欲しかった藍染めのストールを見つけたので、即、買いました。明日からのバス通勤に藍染のストールとiPad Proがお供してくれ、私に「仕事」をさせてくれるでしょう。