薔薇いちご

日記です!メモです。

テラバル物語④ 境界

 

2021年1月14日

伝統的シマ社会では竹と石で畑の境界を設定していると父が言っていたらしい。そのことをK君は思い出し、テラバルの畑の境界ラインを明確にすることが優先順位だとし、竹と石の周りのトウツルモドキを刈り取っていく。

なぜ竹なのか?

竹は横に広がらずに上にまっすぐ伸びるからだ。狭い土地しか持たない社会での知恵だ。現代では使うことのない境界設定の方法だが、合理的で美しいシマ社会の美学に出会うことが楽しくてしょうがない。それを今の時代にも見せてみたい。そういうテーマが沸き起こってきた。

2021年1月14日

2021年1月21日